武部 貴則(たけべ たかのり、1986年12月20日 - )は、日本の医師、医学者。学位は博士(医学)(横浜市立大学・2018年)。大阪大学栄誉教授。大阪大学大学院医学系研究科器官システム創生学教授、東京科学大学教授(併任)、横浜市立大学先端医科学研究センター特別教授(併任)。

人物・経歴

神奈川県横浜市生まれ。横浜市立すみれが丘小学校、桐蔭学園中学校・高等学校を経て、2011年に横浜市立大学医学部医学科を卒業。再生医学を専門とし、2013年に26歳の若さでiPS細胞を使った「ミニ肝臓」を作ることを成功させて国際的な反響を呼んだ。2018年、31歳で横浜市立大学先端医科学研究センター 教授、東京医科歯科大学(現東京科学大学)医学部統合研究機構 教授。2023年大阪大学大学院医学系研究科器官システム創生学教授。

受賞

  • 2014年 ベルツ賞2等賞
  • 2016年 平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞
  • 2017年 第1回日本医療研究開発大賞 日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞
  • 2018年 神奈川文化賞未来賞
  • 2018年 第15回(平成30年度)日本学術振興会賞
  • 2018年 第15回(平成30年度)日本学士院学術奨励賞
  • 2022年 第39回井上学術賞
  • 2023年 大阪大学栄誉教授
  • 2023年 持田記念学術賞
  • 2024年 米ヴィルチェク財団(Vilcek Foundation)よりVilcek Prizes for Creative Promise
  • 2024年 イグノーベル賞生理学賞

出演

TV
  • ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪「日本科学未来館」回(NHK教育テレビジョン、2023年10月11日付)

脚注

外部リンク

  • 東京医科歯科大学 臓器発生・創生ユニット
  • 武部研究室 TAKEBE LAB.
  • 武部貴則 - researchmap

「ネアンデルタール人の臓器も再現可能」 【横浜市立大学・武部貴則が語る 「再生医療」と「広告医療」の最先端とは? その1】 ZEROICHI

武部 貴則(たけべ たかのり) 先生(大阪府)のプロフィール メディカルノート

「ネアンデルタール人の臓器も再現可能」 【横浜市立大学・武部貴則が語る 「再生医療」と「広告医療」の最先端とは? その2】 ZEROICHI

【武部貴則4】医療のプレイヤーには誰でもなれる。デザイナーやゲーム会社も巻き込んだ仕組みづくりを Business Insider Japan

日米を舞台に、再生医療の最先端を走る―― iPS細胞から「ミニ肝臓」を創った32歳の武部貴則教授の次なる挑戦は、「多臓器再生