郡上八幡博覧館(ぐじょうはちまんはくらんかん)は、岐阜県郡上市八幡町殿町50にある博物館。
概要
1920年(大正9年)に竣工した洋風近代建築である。
郡上八幡の様々な資料、伝統工芸などを展示紹介する施設である。「博覧館」とは博物館と博覧会を合わせた合成語である。
沿革
- 1920年(大正9年) - 郡上郡八幡町(初代)に郡上税務署庁舎として竣工。後年には農政局統計事務所として使用された。
- 1987年(昭和62年)- 八幡町指定文化財に指定される。
- 1991年(平成3年)- 改修を経て郡上八幡博覧館(博物館)が開館。郡上八幡の近代建築再生の第1号とされる。現在の外観はほぼ竣工当時のものである。
立地
岐阜県郡上市八幡町殿町の北部に位置し、長良川鉄道越美南線 郡上八幡駅から北東方向に約2キロメートル、郡上八幡城の城下町である南北に細長い殿町にある。
展示
館内は「水のコーナー」・「歴史のコーナー」・「わざのコーナー」・「おどりのコーナー」がある。
- 「歴史のコーナー」
- 白山信仰、高賀山信仰、郡上八幡城、郡上藩、郡上一揆、凌霜隊の資料が展示されている。
- 「わざのコーナー」
- この地域の伝統工芸である郡上紬、郡上竿、郡上たもの他、スクリーン印刷、食品サンプルの紹介、展示を行っている。
- 「おどりのコーナー」
- 郡上踊りに関する資料の展示がある。また、1日数回にわたって郡上踊りの実演が行われる。
交通アクセス
- 鉄道
- 長良川鉄道越美南線 郡上八幡駅から北東に徒歩で約25分。
- 路線バス
- 岐阜バス:高速八幡線「郡上八幡博覧館前」バス停下車後、徒歩ですぐ。
- まめバス:「博覧館前」バス停下車後、徒歩ですぐ。
- 郡上市自主運行バス相生線・小駄良線、和良・明宝線、郡上八幡白鳥線、および岐阜バス高速白川郷線:「城下町プラザ」バス停下車後、北に徒歩で約5分。
脚注
出典
関連項目
- 日本の博物館の一覧
外部リンク
- 公式ウェブサイト




