東弘寺(とうこうじ)は、茨城県常総市にある真宗大谷派の寺院。

歴史

1250年(建長2年)、善性の開基である。善性は後鳥羽天皇の皇子で、当初は天台宗僧侶「周観」であった。周観は諸国巡錫の旅に出ていたが、ある日、常陸国真壁郡(現・同県下妻市小島)にいた浄土真宗宗祖親鸞のもとを訪れ、法話を聴き、親鸞に弟子入りして「善性」に名を改めた。そして善性は拠点となる寺「東弘庵処」を設けた。これが当寺の起源である。 。

天正年間(1573年 - 1592年)、これまで当寺は現在の同市蔵持に位置していたが、この時に現在地に移転した。現在地の地名が「大房」なのは当寺に由来し、寺運興隆していたさまを伺い知ることができる。

文化財

  • 木造薬師如来坐像(常総市指定文化財 平成13年12月1日指定)

交通アクセス

  • 南石下駅より徒歩7分。

脚注

参考文献

  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年

常光寺とは 常光寺 静岡市

東弘寺 常総市/茨城県 Omairi(おまいり)

常光寺 藤沢 on 2016/05/15 Takafumi Onodera Flickr

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