一斤染(いっこんぞめ、いっきんぞめ)とは、日本の古色名。紅花で染めたやや淡い紅色を指す。英語のペールピンク(薄桃色)に近い色味。

概要

一斤染は、染料の紅花大一斤(600g)で、絹一疋(絹布2反)を染めた色名称である。

紅の濃染が高価であった平安時代は、一斤染の色が上限である紅の聴色(ゆるしいろ、許色)とされ、これより濃い染は禁色(きんじき)とされた。一斤染よりさらに淡い紅色は退紅(たいこう)と呼ばれ、紅花小八両(400g)で染めた色名称である。

テキスタイルが多様化した近年においても、一斤染の色名称は草木染めなどの染めに受け継がれ、着物、和小物等の和装商品で使用されている。

近似色

  • 桜色
  • 退紅
  • ピンク

関連項目

  • 色名一覧
  • 日本の色の一覧

「一斤染め」ってどんな色? Plants, Garden, Japanese

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