東芝ビデオプロダクツジャパン株式会社(とうしば -、Toshiba Video Products Japan Co., Ltd.)は、かつて存在した東芝グループの企業。
概要
1995年に東芝のVTR事業の本部機能をシンガポールに設立した子会社、東芝ビデオプロダクツ(Toshiba Video Products Pte., Ltd.)に移したのに伴い、日本国内での事業を行う同社の完全子会社として翌年の1996年に設立された。東芝からみれば孫会社に当たる。本社は東芝ビルディング内にあった。
「ARENA」ブランドのVTRの移管を受けたほか、ICレコーダー「ボイスバー」も発売していた。
しかし、東芝本社がDVDレコーダーの開発を進めており、アナログVTRの衰退は避けられないと判断したため、設立からわずか5年後の2001年に事業を東芝本社の映像ネットワーク事業部門に移して解散。親会社の東芝ビデオプロダクツも2003年に清算されている。
ボイスバーは2010年7月現在、東芝エルイートレーディングに移管されている。
関連項目
- 東芝クレーマー事件 - 当事者となった事件。
外部リンク
- 2001年3月14日付プレスリリース(東芝ビデオプロダクツジャパンの解散決定)
- 2002年6月13日付プレスリリース(東芝ビデオプロダクツの解散決定)
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