がらんどうとは、広々としてがらんとしている状態のこと。家や部屋、器などの中に何もないこと。また、そのさま。
語源
もともと伽藍神を祭る「伽藍堂」が語源といわれる。「伽藍堂のように広々とした部屋」などといわれた事から、そのように言われるようになった。
備考
- また、木の洞(きのうろ)のことも表す。樹皮がはがれて木のなかが腐るなどして隙間が開き、できた洞窟状の空間で、大きなものを指して言う。
- 環境的な空虚感を表現する際、若しくは寂寥に満ちた心象風景を表す時に使用する事もある。
用例
- 此処は人っこ一人居ない、がらんどうだ。
- 心が虚しい、がらんどうの様だ。
出典
関連項目
- 伽藍
- 樹木
- 空虚
- 伽藍とバザール




