守口町(もりぐちちょう)は、大阪府北河内郡にあった町。現在の守口市西部にあたる。

歴史

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、茨田郡守口町・土居村の区域をもって発足。大字守口に町役場を設置。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が北河内郡に変更。
  • 1934年(昭和9年)9月21日 - 室戸台風の暴風雨で守口小学校の木造校舎が倒壊。児童11人と職員1人が校舎の下敷きになって死亡。15人以上が負傷。
  • 1939年(昭和14年) - 松町・竹町・梅町・桃町・西出町・北斗町・日光町・京阪北本通・浜町・暁町・日向町・神木町・竜田通・松月町・河原町・桜町・本町・京阪本通1 - 2丁目・豊秀町1 - 2丁目・日吉町1 - 2丁目・金下町1 - 2丁目・祝町・早苗町・寺内町・春日町・小春町・梅園町・文園町・平代町・寿町・紅屋町・長池町・大門町を起立し、37町2大字となる。
  • 1942年(昭和17年)2月1日 - 味噌と醤油の配給制度が始まる。当初、制度の対象は大阪市など大都市に限定されたが、府内では「町」として唯一、守口町も選ばれた。
  • 1946年(昭和21年)11月1日 - 北河内郡三郷町と合併して守口市が発足。同日守口町廃止。

交通

鉄道路線

  • 京阪神急行電鉄(現・京阪電気鉄道)
    • 京阪本線
      • 滝井駅 - 土居駅(当町廃止時は休止中) - 守口駅(現・守口市駅)
  • 大阪市交通局(大阪市電)
    • 都島守口線
      • 太子橋停留場 - 守口停留場

現在は上記の他にOsaka Metro谷町線・今里筋線の太子橋今市駅・谷町線の守口駅が所在するが、当時は未開業。なお、大阪市電都島守口線は廃止され、大阪市交通局も民営化されている。

道路

  • 京街道(現・国道1号)

現在は旧町域を阪神高速12号守口線が通過するが、当時は未開通。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 守口宿

脚注

参考文献

  • 角川日本地名大辞典 27 大阪府

関連項目

  • 大阪府の廃止市町村一覧

守口の古い町並み

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エリア地図(守口市)

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