厚別駅(あつべつえき)は、北海道札幌市厚別区厚別中央5条4丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA04。電報略号はアヘ。事務管理コードは▲130127。
歴史
- 1894年(明治27年)8月1日:北海道炭礦鉄道札幌 - 野幌間に新設。一般駅。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管。
- 1967年(昭和42年)11月20日:跨線橋を新設。
- 1973年(昭和48年)8月1日:貨物の取扱いを廃止。
- 1978年(昭和53年)3月30日:駅舎改築。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
- 1990年(平成2年)9月1日:西口改札口を開設。また、同日実施のダイヤ改正に併せ、4番線(下り副本線)を新設。
- 1998年(平成10年)
- 12月7日:南口に自動改札機を設置し、供用開始。
- 12月25日:西口に自動改札機を設置し、供用開始。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施(A04)。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始。
- 2010年(平成22年)2月27日:駅構内にエレベーターを設置。
- 2018年(平成30年)
- 5月:駅の南北を繋ぐ自由通路を架け替え。
- 11月:自由通路にエレベーターを設置。
- 2021年(令和3年)度内:話せる券売機を導入。
駅構造
単式ホーム1面1線(ホーム長:210m)と島式ホーム1面2線(ホーム長:183m)の計2面3線のホームを有する地上駅である。構内南側の単式ホームが1番線(上り主本線)、北側の島式ホームの内側が3番線(下り主本線)、外側が4番線(下り副本線)となっている。1番線と3番線の間にもホームのない線路(2番線・上下副本線)があり、上りの特急列車(当駅で上り普通列車を追い抜く列車のみ。)や下りの貨物列車の運転などに用いられる。駅構内の札幌寄りで、札幌貨物ターミナル駅に繋がる単線の貨物線(厚別連絡線)が分岐している。
2か所の改札口(南口・西口)がある。南口がある駅本屋は単式ホームに隣接する。JR北海道の社員配置駅で、みどりの窓口、自動券売機、話せる券売機、自動改札機2台が設置されている。
西口は2つのホームを繋ぐ跨線橋上にあり(橋上駅)、北海道ジェイ・アール・サービスネットに業務委託されている。出札窓口、自動券売機1台、自動改札機2台が設置されている。しかし、2023年3月18日ダイヤ改正により、西口駅員業務は廃止された。
のりば
(出典:JR北海道:駅の情報検索)
- 下り待避列車は4番線に発着する。
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は2,780人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
駅周辺
厚別区役所や商業の中心地は、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線新札幌駅および札幌市交通局(札幌市営地下鉄)東西線新さっぽろ駅の周辺が主である。当駅周辺はこれらの地域からはやや離れた位置にあり、完全な住宅街となっている。
- 国道12号
- 厚別警察署信濃交番
- 厚別東郵便局
- 厚別西2条郵便局
- 北門信用金庫厚別西支店
- 札幌市農業協同組合(JAさっぽろ)厚別支店
- 北海道札幌厚別高等学校
- 北海道札幌東商業高等学校
- 北海道中央バス「厚別西2条3丁目」停留所(北13条北郷通沿い)
- 西友厚別店
- ちびホク 厚別5条店
バス路線
停留所名称は「JR厚別駅」。
- 北海道中央バス
- 厚別ふれあい循環線:JR厚別駅行
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線
- 白石駅 (H03) - (貨)札幌貨物ターミナル駅 - 厚別駅 (A04) - 森林公園駅 (A05)
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 北海道旅客鉄道の鉄道駅一覧 (電報略号順)
外部リンク
- 厚別|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company
- らくらくおでかけネット - 駅・ターミナル情報検索結果(厚別)




