当麻駅(とうまえき)は、北海道上川郡当麻町4条東3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。電報略号はトウ。事務管理コードは▲122503。駅番号はA35。特別快速「きたみ」と普通列車が停車する。

かつては国鉄バス当麻線の起点だったが、1984年3月末で廃止され、現在は当麻町営バスが運行している。

歴史

  • 1922年(大正11年)11月4日:鉄道省石北線新旭川駅 - 愛別駅間開業に伴い開業(一般駅)。
  • 1927年(昭和2年)10月10日:所属路線名が石北西線に改称。
  • 1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅(現・北見駅)間を石北線と線名改称。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
  • 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線名が石北本線に改称。
  • 1966年(昭和41年)2月5日:現駅舎が改築落成(工費2,350万円)。
  • 1978年(昭和53年)12月1日:貨物取扱い廃止。
  • 1984年(昭和59年)
    • 2月1日:荷物取扱い廃止。
    • 11月10日:CTC導入後の第2次合理化の際、駅員無配置駅となる。簡易委託化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
  • 1988年(昭和63年)11月3日:この日までに当駅の地上設備の改良工事が行われ、優等列車の到達時分の短縮に寄与した。
  • 1998年(平成10年)7月:駅舎内に「アグリステーションTOHMA」が開店。
  • 2005年(平成17年)12月頃:簡易委託廃止。完全無人化。
  • 2006年(平成18年)3月18日:特急「オホーツク」(9・10号)が季節運行化され、当駅に停車する定期優等列車がなくなる。特別快速「きたみ」が停車するようになる。
  • 2008年(平成20年)3月16日:特急「オホーツク」(9・10号)が季節運行を終了、当駅に停車する優等列車が完全に消滅する。
  • 2025年(令和7年)1月30日:駅構内の踏切を列車が通過した際、警報音が鳴らずランプも光らないトラブルが発生する。人身事故には至らず。警報機を鳴らす機器の老朽化による故障が原因とみられる。

駅名の由来

アイヌ語の「ト・オマ・ナイ」(沼のある谷川)が転訛したものである。

駅構造

2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。駅舎反対側2番線が一線スルーとなっている。ホーム間の移動は跨線橋を使う。

旭川駅管理の無人駅。コンクリート造りのやや大きめの駅舎を有し、旧駅務室に野菜直売所「アグリステーションTOHMA」が入居している。駅舎外に男女別の水洗式便所がある。

のりば

  • 2番線は一部の列車のみ使用

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

駅周辺

当麻町の中心駅。商店街や住宅等があり市街地を形成している。

  • 国道39号
  • 道の駅とうま
  • 当麻町役場
  • 旭川東警察署当麻駐在所
  • 当麻郵便局
  • 旭川信用金庫当麻支店
  • 北洋銀行当麻支店 - 2025年8月4日付で永山中央支店(旭川市)内の店舗内店舗となる。
  • 当麻農業協同組合(JA当麻)
  • 当麻鍾乳洞
  • 当麻スキー場
  • 道北バス・当麻町営バス「当麻駅前」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
■石北本線
■普通
桜岡駅 (A34) - 当麻駅 (A35) - *将軍山駅 (A36) - 伊香牛駅 (A37)
*打消線は廃駅

脚注

出典

JR北海道

参考文献

  • 本久公洋 『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年)

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 当麻|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company

原当麻駅

当麻町 JR石北本線当麻駅

【当麻町】「でんすけすいか」風味のソフトクリームも!道の駅とうま タビイコ tabiico

当麻寺駅 まほなび

当麻寺駅(近鉄) 普通、古市行きが到着 YouTube